日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 内山 俊弘、以下NSK)は、2017年6月7日(水)~6月9日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で初開催される、「Smart Sensing 2017」* に出展します。
							NSKは、今回、発電機能とカラフルなデザインを併せ持つ、色素増感太陽電池パネルを出展し、あらゆるものがインターネットにつながる「モノのインターネット社会 Internet of Things」におけるセンサーネットワーク端末の自立型発電への適用を提案します。
							*:(株)JTBコミュニケーションデザインが主催する、IoT社会のニーズの実現に向けた、センシングビジネスに関する専門展示会。
						 
						
							
NSKの色素増感太陽電池パネルの特長 
						
						
							色素増感太陽電池は、現在主流であるシリコン系太陽電池、化合物系太陽電池とは異なり、色彩性、デザイン性を付与することができます。例えば、インテリア・ポスター・ステンドグラスを色素増感太陽電池で作ることができれば、置くだけで屋内の余剰光から得られた電力でInternet of Thingsのセンサーネットワーク端末などを稼動させることができます。
							NSKは、コアテクノロジーである材料技術で培った電気化学技術、潤滑剤開発で培った有機材料技術を色素増感太陽電池技術に展開し、従来剤より透明性の高い電荷輸送剤を開発いたしました。さらに、従来とは異なるパネル構造、染色方法で色素増感太陽電池を作製する技術を見出し、「カラフルなデザイン」を色素増感太陽電池パネルで表現することが可能となりました。
						 
						
							
主な展示物 
						
						
							「カラフルなデザイン」の色素増感太陽電池パネルを初出展し、これを電源としてセンサーネットワーク端末(試作品)を動作させる実演展示を行います。
							
								
									「カラフルなデザイン」の色素増感太陽電池パネル 
								 
							 
							 
						 
						
							
展示会概要 
						
						
						
							
NSKの再生可能エネルギー技術への取り組み 
						
						
							NSKは、Motion & Control技術を基盤とした機械要素部品メーカーとして、太陽電池製造装置用軸受、風力発電用大形軸受などの開発により、再生可能エネルギー技術の発展に貢献しております。NSKは、今後も軸受などの機械要素製品の開発を通じて培ったコアテクノロジーを最先端の再生可能エネルギー技術に展開し、持続可能な社会の発展に貢献していきます。